全国でも数少ないサバニ舟大工 新城康弘の世界

舟大工 新城康弘
サバニとは
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■サバニとは

外から動力船が入る以前から沖縄の海人(漁師)が漁に使ってきた伝統的な舟の形態であり、起源は丸太を削ってつくったクリ舟に始まったと考えられる。
その後は、板材を張り合わせたハギ舟が主流の時代に入り大型化した。
また戦前は手漕ぎと帆走であったが、戦後は米軍のエンジン等の入手により動力化した。
その後は木製のサバニにFRPを貼り補強したり、最初からFRPで作られるサバニの時代に入って現在に至るが、一貫して、前後が反りあがり、鋭い舳先から広がりながらカーブする舷側が船尾に向かって絞られ艫の三角で収束する基本的な形状は、動力化しFRPで作られる現在でも木造時代と大きく変わっていない。
新城康弘氏は、1928年、宮古諸島の池間島で生まれ、舟大工だった親父の背中を追って舟大工になったが、池間島で舟の作り方を教わったことはなく、石垣島に渡った後に昔の親父の記憶をたどり、池間島の舟大工の技術に敬意を払いながら復活させたものが、現在の新城師匠の木造サバニの原点になっている。
毎年、座間味〜本島間で行われるサバニレースで帆かけの木造サバニ需要が復活したこともあり、波に強い新城氏の木造サバニが、広く世に知られるきっかけともなった。
また新城氏のサバニについては安本千夏さんの書かれた、「潮を開く舟サバニ」(南山舎刊)に詳しいので新城サバニに興味のある方は、ぜひ一読されることをお勧めしたい。



舟大工 新城康弘師匠 かく語りき
Yasuhiro Arashiro Wooden Sabani Pruduction in Shiraho Ishigaki Is.Okinawa Japan